映画【ぐるりのこと】の感想!子供の死を乗り越える夫婦に注目!

2008年6月に公開された日本映画【ぐるりのこと】。
ここではぐるりのことを実際に観た感想を中心に紹介したいと思います!

ぐるりのことってどんな映画?

橋口監督作品、主演はリリーフランキーと木村多江。どこにでもいるような夫婦がある日授かった新しい命を無くしてしまい、心が壊れた妻を支える夫との日々を丁寧に描いた作品です。

特別幸せでも、不幸でもない二人を突然襲う不幸と、徐々にその辛さが妻を蝕む様子はリアルの一言。
幸が薄い印象の木村多江ならではの演技と、彼女から滲み出る気持ちのやり場のなさは必見です。

またリリーフランキー演じるカナオが、法廷画家という仕事で触れる犯罪者の様子や、其処に関わる色々な人達から感じる人間の怖さ、気味悪さが、悲しさが失われた命に対する後悔をより鮮明な物にしています。

どんな不幸も、残酷に流れる日々も受け止める人がいるのであればきっと乗り越えられる希望を見せてくれます。

ぐるりのことを観た感想!

これまで3回以上は見た作品だが、見れば見るほど人間の生き様の深さを感じる作品です。
人は素晴らしい経験をする時や楽しい時に人生を深めるのではなく、誰にも共有できない辛さ、深い悲しみに触れた時本当の意味での深みを手に入れるのだと感じました。

また、時間だけしか解決の仕様のない事柄に、夫婦という他人でありながら一番自分に近い存在が、ただ其処に居てくれるだけで救いになっていく様子が丁寧に撮られています。

主演である木村多江と、リリーフランキーの2人を囲む人々のあり方も実に自然で、匂いがするぐらい生々しい。
元々どこにでもありそうな人生の中で、生まれる新しい命を唐突に失くす不条理な状況に突き落とされます。

一番辛い状況の妻を見守りながら法廷画家という仕事を通して、考えられない犯罪を犯し、その上法廷でまだ人を傷つけるような人間を描き、言葉では語られないが、自分の子供と同じ命だと考える辛さが映像から
感じられました。

自分自身が人の親になったからかもしれないが、特に子を無くす事は、どんな事より悲しい。想像するだけでも泣けてしまうほど。
その悲しみの中を残酷に、全く無関係な装いで過ぎていき、時に追い討ちをかけるような事が起こる日々を見つめるような映像が、この映画のメインであり一番最初に見た時は正直辛かったです。

誰も経験した事の無い事は、想像が難しい。
ただ、この映画はそのリアルと、その先に可能性としてある希望も描いてくれています。2回以上見る事で、感じることがある数少ない映画だと思いました。

特に、結婚をし夫婦という物のありがたみを感じ辛くなっている人にオススメをしたいです。
何ができなくても辛い自分を見つめ、時間と共に癒し、共に歩んでいける可能性があるパートナーは素晴らしいものだとこの映画で解らせてくれます。

寄稿ライター:minny1626さん

ぐるりのことを観た人たちのSNSでの声

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